私たちが暮らす街(私たちの会社がる)京都市内にも、「本願寺水道」と呼ばれる歴史的な水道が、今なおその形跡を残しています。
「本願寺水道」は、1897年に防火用水を確保するために創設され、琵琶湖疎水の水を蹴上(東山区)付近で取り込み、東本願寺までの市街地(約4.6キロ)に鋳鉄管を埋めて水道を引いていました。
残念ながら、老朽化によって2008年に停水となりましたが、防火用水としてだけでなく、本願寺の堀に補水するためにも使われるなど、「本願寺水道」は京都市民の暮らしと安全に大きな役割を果たしました。